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【過敏性腸症候群】日本人の有病率は1割以上

過敏性腸症候群 人体&疾患
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過敏性腸症候群(Irritable bowel syndrome :IBS)とは、通常の検査では腸に炎症・潰瘍・内分泌異常などが認められないにも関わらず、慢性的に腹部の膨張感や腹痛を訴えたり、下痢や便秘などの便通の異常を感じる症候群です。

日本における有病率(人口中、その病気を持っている割合)は10~20%と報告されています。

腸の内臓神経が何らかの原因で過敏になっていることにより、引き起こされると考えられています。
そのあらわれ方によって「慢性下痢型」「不安定型」「便秘型」の3つに大きく分けられます。

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過去問

第3回 問19

過敏性腸症候群(IBS)について、正しいものを1つ選べ。
① 感染性腸炎は、発症と関連しない。
② 内臓痛覚閾値の低下が認められる。
③ 我が国の有病率は、約2% である。
④ プロバイオティクスは、有効ではない。
⑤ 下痢型 IBS は女性に多く、便秘型IBS は男性に多い。

① 感染性腸炎は、発症と関連しない。
誤りです。関連します。

② 内臓痛覚閾値の低下が認められる。
正しいです。

③ 我が国の有病率は、約2% である。
誤りです。10%以上です。

④ プロバイオティクスは、有効ではない。
誤りです。プロバイオティックス(腸内善玉菌)は少しは有効です。

⑤ 下痢型 IBS は女性に多く、便秘型IBS は男性に多い。
誤りです。下痢型は男性に多く、便秘型は女性に多いです。

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