障害受容については、以下の記事を参照してください。
障害を受け入れるまでの5段階を理解しましょう。
過去問
第1回 問21
中途障害者の障害受容について、正しいものを1つ選べ。
① 他責を示すことはない。
② 一旦前進し始めると、後退することはない。
③ 他者や一般的な価値と比較して自分を評価することが必要である。
④ 障害によって自分の価値全体を劣等だと認知することが必要である。
⑤ ショック期の次の期では、障害を認めつつも、一方で回復を期待した言動がしばしばみられる。
① 他責を示すことはない。
間違いです。他責をしめすことがあります。
② 一旦前進し始めると、後退することはない。
間違いです。後退することもあります。
③ 他者や一般的な価値と比較して自分を評価することが必要である。
間違いです。他者と比較してはいけません。
④ 障害によって自分の価値全体を劣等だと認知することが必要である。
間違いです。障害によって劣等だと認知するのは絶対にいけません。
⑤ ショック期の次の期では、障害を認めつつも、一方で回復を期待した言動がしばしばみられる。
これが正解です。
第3回 問43
口唇裂口蓋裂、皮膚血管腫、熱傷などによる可視的差違がもたらす心理社会的問題について、最も適切なものを1つ選べ。
① 家族への依存性が強くなるため、社会的ひきこもりとなることが多い。
② 可視的差違は、子どもの自尊感情の低下を招くリスク要因にはならない。
③ 可視的差違を有する子どもの多くは、年齢に応じた心理社会的発達を遂げることが難しい。
④ 家族や友人だけではなく、広く社会一般の反応や受容の在り方は、子どもが可視的差違に適応していくに当たり重要な要因となる。
① 家族への依存性が強くなるため、社会的ひきこもりとなることが多い。
誤りです。家族への依存性が強くなるのではなく、自尊感情が低下するため、ひきこもりになることが多いです。
② 可視的差違は、子どもの自尊感情の低下を招くリスク要因にはならない。
誤りです。自尊感情の低下を招くリスク要因になります。
③ 可視的差違を有する子どもの多くは、年齢に応じた心理社会的発達を遂げることが難しい。
誤りです。難しいことはありません。
④ 家族や友人だけではなく、広く社会一般の反応や受容の在り方は、子どもが可視的差違に適応していくに当たり重要な要因となる。
正しいです。
次の記事
次は、ペアレントトレーニングについて。
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