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【アウトリーチ】初期のラポール形成にはジョイニング

アウトリーチ プロセス&技法
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アウトリーチとは

アウトリーチは訪問支援と訳されますが本来は「手を伸ばす」という意味で、自宅訪問に限らずSNSで接触するなど、支援が必要なのに届いていない人に対して手を伸ばすことです。

対象者

アウトリーチの対象は、自ら支援を求めない人、求められない人です。
さらにその家族への支援も含めると、家族支援の初期段階では家族療法の技法であるジョイニングが適しています。

ジョイニングは、積極的に家族に寄り添い家族に仲間として受け入れられることを目指し、ラポール形成にも重要です。

過去問

第4回 問114

アウトリーチ (多職種による訪問支援)の説明として不適切なものを1つ選べ。
① 多職種・多機関でのチーム対応が求められる。
② 虐待事例における危機介入で用いられる手法の一つである。
③ 支援者が自ら支援対象者のもとに出向く形態の支援である。
④ 対象者のストレングスの強化より、病理への介入が重視される。
⑤ 対象者の多くは自ら支援を求めないまたは求められない人である。

選択肢④が不適切です。

第1回 問40

アウトリーチ(訪問支援)で行う家族へのケアにおいて、特に初期に活用できる概念として、最も適切なものを1つ選べ。
① ジョイニング
② レジリエンス
③ リフレーミング
④ マインドフルネス

① ジョイニング
これが正解です。

② レジリエンス
間違いです。レジリエンスは回復力のことです。

③ リフレーミング
間違いです。リフレーミングはジョイニングと同じく家族療法の用語で、フレーム(枠組み)を変えることです。

④ マインドフルネス
間違いです。マインドフルネスは、第三世代の認知行動療法です。

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